ニュース その他分野 作成日:2019年3月8日_記事番号:T00082356
工業技術研究院(工研院、ITRI)は7日、台南市にグリーンエネルギー関連の産業を集約するための「沙崙智慧緑能科学城(沙崙スマート・グリーンエネルギー・サイエンスシティー)」のモデル区域の上棟式を行った。8日付経済日報が伝えた。
黄偉哲台南市長(左7)は「グリーンエネルギー、自動運転車とその部品、測定、ナビゲーション、制御設備製造などの産業の発展が促されることを期待する」と述べた(台南市政府リリースより)
沙崙智慧緑能科学城は、半径45キロメートル以内にある産業団地と連携し、グリーンエネルギーによる創新産業エコシステムを構築することを目的として整備される。台湾のエネルギー転換の出発点とし、「台湾版グリーンシリコンバレー」を構築する狙いだ。
モデル区域は昨年3月に着工され、主な建築物4棟の構造工事は既に完成した。今年12月には企業の第1段階の入居が始まる予定だ。モデル区域の半分は進出企業、残り半分は工研院や行政院原子能委員会核能研究所(原子力委員会原子力研究所)などが入居する。モデル区域では従業員1,000人が働く予定だが、工研院だけで研究者の数は200人余りに達する。
産業界では、台塑集団(台湾プラスチックグループ)が色素増感太陽電池、茂迪(モテック・インダストリーズ)が高効率シリコンヘテロ接合型太陽電池の試験生産ラインを設ける予定だ。
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