ニュース 電子 作成日:2019年3月11日_記事番号:T00082364
米マイクロソフト(MS)は、鴻海科技集団(フォックスコン)が2013年に結んだ特許ライセンス契約を守らず、権利金を支払っていないとして、同社を米カリフォルニア州北部連邦地裁に提訴した。11日付聯合報などが伝えた。
MSは訴訟対象の特許内容を明らかにしていないが、「鴻海との協力関係は依然として重要だ」と強調している。
鴻海も「係争中の案件にはコメントしない」と詳細を明らかにしていないが、今回の紛争が長期化すれば、鴻海による電子製品の受託生産にも影響が出かねない。
米CNBCテレビの報道によれば、MSは鴻海が特定製品について、年2回支払うことになっている権利金が支払われていないと主張しているもようだ。
業界はMSが近年、クラウド分野へと事業の転換を進めていることから、今回の特許紛争は演算関連のアプリケーションに関するものではないかとみている。
鴻海精密工業の2月連結売上高は、前月比35.85%減、前年同月比4.39%減の2,656億3,200万台湾元(約9,550億円)で同月としては15年以降で最低だった。
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