ニュース 電子 作成日:2019年3月12日_記事番号:T00082388
ゲーミングモニター用液晶パネル市場に中国メーカーが相次いで参入していることを受けて、入門モデルのリフレッシュレート144ヘルツ(Hz)以下のゲーミングモニター用パネル価格は、2018年第4四半期から今年2月の間に10%以上下落し、モニター用液晶パネル全体の18年通年の下落幅約10%を上回った。12日付電子時報が報じた。
ゲーミングモニター用パネル市場は当初、韓国のサムスンディスプレイ(SDC)、LGディスプレイ(LGD)、台湾の友達光電(AUO)の3社が独占していたが、中国政府が18年にゲーミング産業の発展を図る方針に切り替えたこと、およびゲーミングモニター用パネルの粗利益が他のモニター用パネルより大きいことから、▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)▽中電熊猫信息産業集団(CECパンダ)▽深圳市華星光電技術(CSOT)──などの中国メーカーが相次いで参入している。
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル)の統計によると、18年の世界のゲーミングモニター用パネル出荷枚数は610万枚と前年比約65%増加し、上位3社は▽SDC▽AUO▽LGD──の順だった。19年出荷枚数予測はSDCが550万枚、AUOが280万枚で、上位2位を維持するとみられるが、BOEは100万枚と3位に浮上し、LGDは70万枚で4位に転落する見通しだ。
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