ニュース 電子 作成日:2019年3月12日_記事番号:T00082390
通信キャリア大手の台湾大哥大(台湾モバイル)は11日、ネットワーク機器の米シスコシステムズと提携し、4月15日にクラウドPBX(構内交換機)を台湾で初めて発売する。6年以内に10万件の顧客獲得を目指す。12日付工商時報が伝えた。
台湾モバイル企業顧客事業群の呉伝輝営運長(COO、右2)は「USaaSは今後全世界で潮流になる」と指摘した(11日=中央社)
クラウド交換機は、会社の内外の異なるコミュニケーションツールをクラウド上のネットワークで統合する「UCaaS」と呼ばれる概念を採用している。企業にとっては実物の交換機を購入する必要がなくなり、コスト削減が見込める。IP電話機、ノートパソコンなどが全て内線同様に動作し、会議機能も備える。当面はベンチャー企業、保険、流通小売り、観光、仲介、レジャー・飲食などの分野への売り込みを図る。
台湾モバイルは現在、台湾全土にインターネットデータセンター(IDC)7カ所を設置しているが、今後の需要によっては増設を進める構えだ。
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