ニュース 医薬 作成日:2019年3月12日_記事番号:T00082398
情報技術(IT)サービス大手、精誠資訊(システックス)傘下の奇唯科技(シスパワー)は11日、医用画像のフォーマットと医用画像機器間の通信プロトコルの標準規格「DICOM(ダイコム)」に対応したサルコペニア(加齢性筋肉減弱症)のスマート型診断装置を発表した。12日付経済日報が報じた。
サルコペニアのスマート型診断システム。高雄栄民総医院の巡回診療車で利用される(奇唯科技リリースより)
奇唯科技の范植徳董事長によると、今回発表したサルコペニアの診断装置は、高雄栄民総医院の研究機関、「高雄栄総研創中心」の楊宗龍主任の協力を受けて開発したもので、1秒ごとに歩行距離や握力を記録し、正確な診断が可能となる他、サイズも小さく、持ち運びに便利で看護師の負担軽減にもつながると説明した。
奇唯科技は従来、ソフトウエアの代理販売および金融関連のソフトウエアやシステムの開発を主に手掛けてきたが、近年発展が進むスマート型医療の分野における人工知能(AI)の応用などに注力している。
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