ニュース 社会 作成日:2019年3月12日_記事番号:T00082411
米ニューヨークの繁華街、マンハッタンでは年2回、大通りのビルとビルのちょうど間を夕日が沈む幻想的な光景「マンハッタンヘンジ」が見られ、人気となっているが、台湾の嘉義市でも同様の光景があす13日から5日間、目にすることができる。交通部中央気象局は公式サイト上に初めて「ヘンジ予報」を掲載した。
昨年3月の「嘉義ヘンジ」。台湾各地で新たな観光スポットとなりそうだ(気象局リリースより)
気象局によると、「嘉義ヘンジ」は3月14日前後と9月29日前後に出現する。今年3月は13~17日の午後5時20分より20分間、民族路を西向きに眺めれば、ビルとビルの間を真っすぐに沈む夕日を見ることができる。ただ天気予報ではこの期間、曇りがちな日が続くと予想されている。
嘉義市の他、▽南投県民族路、1月31日/11月11日(日付はおよそ)▽桃園市南平路、1月9日/12月2日▽高雄市青年路、1月29日/11月12日▽台北市忠孝西路、4月30日/8月13日──などの大通りでも、同様の光景が見られる。気象局は今後も、市民の鑑賞や撮影、旅行の予定が立てやすいよう、各地の「ヘンジ予報」を伝える。
気象局は上記以外の地点での「ヘンジ現象」に関する情報提供を市民に呼び掛けており、確認作業を経て予報に加える方針だ。
なお気象局は、ヘンジ現象を鑑賞する際には、太陽の光を一定時間見つめることになるため、色の濃いサングラスを着用し、交通安全に気を付けるよう注意を喚起している。
住居や職場がこれらの通りの近くにあるなら、カレンダーに「ヘンジ鑑賞」と加えてみてはいかがだろう。思わぬ絶景を目にできるかもしれない。
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