ニュース 医薬 作成日:2019年3月13日_記事番号:T00082423
美時化学製薬(ロータス・ファーマシューティカル)は12日、南投工場の刷新に着手した。抗がん剤内服薬など多数の特定目的薬の今後の生産に対応するため、5年の計画で製造、研究開発(R&D)、倉庫設備の全面的なアップグレードを行う。年内だけで1,100万米ドルを投じる計画だ。13日付経済日報が報じた。
同社は2月に発売したオピオイド依存症治療薬、ブプレノルフィン(ナロキソン)の販売が好調で、2月連結売上高は前年同月比112.8%増の10億1,100万台湾元(約36億4,000万円)と、過去最高を記録した。1~2月は16億200万元と、前年同期比58.2%増加。証券会社は、年内は月次ベースで過去最高更新が続くと予測した。今年通年の売上高は120億元に達する見通しだ。
なお、売上高への算定は、ブプレノルフィンの病院などでの処方量に基づいたものだが、出荷量から計算すると、実際に患者が手にした量は少なくとも数十億元分に上るとみられる。同社は処方分のみを計上した理由について、売上高の急激な変動を避けるためと説明した。同社によると、その他の製品販売量も成長している。
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