ニュース 運輸 作成日:2019年3月13日_記事番号:T00082430
桃園国際空港へのチャーター便運航を申請していた東南アジアの格安航空会社(LCC)2社が、深夜の同空港の駐機場所不足により申請を取り下げたことが明らかになった。13日付聯合報が報じた。
桃園空港の運営会社である桃園国際機場公司の陳志嘉・航務処長は、同空港の駐機場所は86カ所だが、ここ2~3年は毎日深夜に100機以上が利用しており、最多で113機が利用したこともあったと説明。東南アジアのLCC2社に午後4時の運航を提案したが、需要に合致していないとの返事だったという。
桃園空港では2023年に予定する第3ターミナルの完成後、駐機場所が27カ所増え、25年に予定する第3滑走路の完成後、さらに約100カ所増える見通しだが、長栄航空(エバー航空)が今後4年以内に新たに20機、新規参入する星宇航空(スターラックス・エアラインズ)が24年までに27機を投入する予定で、駐機場所不足の問題は今後数年間でさらに深刻化するとみられる。
航空業界の専門家は、台湾は桃園空港のみが24時間発着可能で、他の空港は深夜発着が規制されていると指摘。台中、高雄国際空港の規制を緩和すれば桃園空港の駐機不足の問題を改善できると訴えた。
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