ニュース 機械 作成日:2019年3月14日_記事番号:T00082445
プラスチック射出成型機大手、富強鑫精密工業(FCS)は、インドと中国での新工場設置を董事会で決定した。今年の設備投資は5億台湾元(約18億円)以上。14日付工商時報が報じた。
FCSは、インドでは自動車大手、タタ・モーターズに出荷してきたが、インド政府が2016年に台湾製品に反ダンピング(不当廉売、AD)税を課して以降、出荷が大きく落ち込んだと説明。まずインドに子会社を設立し、工場設置に向けて合弁相手を模索するが、全額出資での設置も視野に入れている。
中国では今年、浙江省の寧波工場を拡張して生産能力を増強する。また、浙江省嘉興市の全電動式プラスチック射出成型機メーカーと、合弁会社「華模智能装備(嘉興)」を設立する。主に台湾と中国向けに全電動式プラスチック射出成型機を生産する。
FCSは寧波と広東省東莞市に工場がある。今月28日にはインドネシアのバタム島で、プラスチックパレットなどの工場を稼働する予定だ。
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