ニュース 商業・サービス 作成日:2019年3月14日_記事番号:T00082451
百貨店大手5社は1~2月業績が好調で、台北市信義区に1月、ショッピングセンター(SC)の微風南山(ブリーズ南山)をオープンした微風(ブリーズ)グループは売上高が前年同期比35%増を記録。最大手の新光三越百貨も2%以上の増収となった。14日付工商時報が報じた。
微風グループによると、ブリーズ南山は店舗の45%を占める飲食店・スーパーマーケットを目当てにした来店客が多く、1日当たり平均で延べ2万5,000~3万人が訪れた。売上高は従来目標を5%上回った。
ブリーズ南山の集客効果によって、信義区の百貨店全体の来店客も1~2割増加。台北101購物中心(台北101モール)は、百貨店の新店舗オープンや春節(旧正月、2019年は2月5日)連休で、中国から自由旅行客が多く訪れ、飲食業だけでなく、高級ブランド品の売上高も2桁成長だったと指摘した。
一方、東区商圏、忠孝商圏は、信義区に人出を取られた形となった。同商圏の遠東そごうの売上高は小幅な減少となった。
遠東百貨(ファーイースタン・デパートメント・ストアズ)の1~2月売上高は66億6,300万台湾元(約240億円)で、前年同期比2.1%減少した。
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