ニュース 商業・サービス 作成日:2019年3月14日_記事番号:T00082454
宏達国際電子(HTC)の王雪紅(シェール・ワン)董事長が投資する映像コンテンツ配信業者、キャッチプレーは、海外進出から4年目でインドネシアのオーバー・ザ・トップ(OTT、インターネット経由による動画配信)有料ユーザー市場でトップに浮上する見通しだ。14日付工商時報が伝えた。
現在は台湾、シンガポールと合わせ、登録ユーザー数が300万人で、当面は400万人の大台が目標だ。うち有料ユーザーを現在の1割弱から2割近くに引き上げ、黒字化を目指す。インドネシアでは既に売上高が台湾の3~4倍に達し、今年は少なくともユーザー数を少なくとも100万人上積みしたい構えだ。
キャッチプレーの楊麗貞執行長は「東南アジアの経済発展は力強い。インドネシアを東南アジア市場の前哨戦と位置付け、他国にもビジネスモデルを移植し、拡大していく」と述べ、ベトナム、フィリピン、マレーシアが進出先の候補になっていると明かした。
同社は現地の通信キャリア、OTT業者との共同マーケティングに注力しており、インドネシアでも通信キャリア最大手のテルコム・インドネシア、同3位のXLアクシアタ、有料テレビのファースト・メディアなどと提携している。また、配車アプリのゴジェックとも最近提携し、さらに市場への浸透を図る構えだ。
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