ニュース 社会 作成日:2019年3月14日_記事番号:T00082462
日本語曲の作詞作曲、ボーカル、ダンス、撮影、編集まで全てを1人でこなして台湾PR動画を作り上げ、話題を呼んだシンガー・ソングライター、黄小玫(サンディー)さんのことは本欄で昨年8月に紹介したが、その彼女が、阪神電気鉄道(本社・大阪市福島区、秦雅夫社長)から依頼を受け、沿線の観光地やグルメスポットを中国語の歌に乗せて紹介するミュージックビデオ『我們搭阪神電車去吧!(阪神電車で行こうよ!)』を制作。8日に公開された。
大阪や兵庫の観光名所、グルメをテンポよく紹介しており、楽しい雰囲気が伝わってくる(YouTubeより)
黄さんは昨年、台湾の観光スポットやグルメ、交通手段を日本語の歌と映像で紹介するPR動画『台湾で会おうね』を自主制作し、フェイスブック(FB)にアップロードしたところ、「かわいい」「楽しい」などと話題になり、台湾や日本のメディアで取り上げられ、再生回数は100万回を超えた。
阪神電鉄は今年1月、桃園MRT(都市交通システム)の運営会社、桃園大衆捷運(桃園メトロ)と相互送客のための連携協定を締結。阪神電鉄は今月9日から桃園MRT沿線のグルメ、観光スポットなどが描かれたラッピング列車を運行すると同時に、台湾から阪神沿線への観光客誘致を目指し、黄さんにミュージックビデオの制作を依頼していた。
今回の動画も『台湾で会おうね』と同様、黄さんが作詞作曲し、自ら歌う楽曲を背景に、阪神沿線の観光地を巡り、グルメや文化を楽しむ様子をカメラで追う内容だ。9日に阪神電車・甲子園駅で行われたラッピング列車の運行式典では、黄さんが生歌を披露した。
黄さんは12日、オープン戦で満員の甲子園球場のバックスクリーンの大型ビジョンに、『阪神電車で行こうよ』のミュージックビデオが映し出された動画をFBに投稿。「こんなに大きな球場で自分の曲が流れるのを初めて目にして信じられなかった」とコメントを記した。
黄さんは昨年末、屏東県政府からの依頼で、同県を日本語の歌で紹介するPR動画『海と光(屏東で会おうね!)』も制作しており、活躍の場をますます広げている。
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