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住宅火災保険、7月から保険料値上げへ


ニュース 金融 作成日:2008年6月19日_記事番号:T00008247

住宅火災保険、7月から保険料値上げへ

 鉄筋など建材価格が上昇する中、中華民国産物保険商業同業公会(産険公会)は、保険料算出の指標となる「台湾地区住宅建築造価参考表」を改訂し、7月から18~48%の引き上げを行うもようだ。銀行の住宅ローン主管は、同表の改訂に伴い、住宅火災保険の保険料も7月から引き上げられると指摘し、1世帯当たりの保険料は1年で100~200台湾元(約355~710円)増加すると予想している。19日付蘋果日報が報じた。

 同参考表は12年間改訂を行っていないが、産険公会の沙克興秘書長は、「台湾の鉄筋、人材などのコストは過去12年で大幅に上昇しており、保険金では住宅再建コストを賄えなくなっている」と改訂の理由を語った。

 損害保険業者によると、現在10階建てマンションに住んでいる場合は、階数にかかわらず1坪当たりの建築コストが6万5,000元から7万8,000元に引き上げられる。広さ40坪、家財が100万元の場合、保険料は1,322元から1,524元に上がる計算となる。