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オフィスに無人陳列棚、シンプルマートが新事業


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年3月15日_記事番号:T00082471

オフィスに無人陳列棚、シンプルマートが新事業

 小規模スーパーマーケット、美廉社(シンプルマート)を展開する三商家購(シンプルマート・リテール)の邱光隆総経理は14日、企業などのオフィスに無人の商品陳列棚を設置し、スマートフォンアプリを通じて商品を販売する「オフィスマート」事業を今年半ばより開始すると明らかにした。15日付工商時報が報じた。

 邱総経理によると、オフィスマートは既に関係企業で5カ月間試験導入しており、5~6月には正式に営業開始を発表できるという。1台の設置に70万~100万台湾元(約250万~360万円)のコストを要する自動販売機と異なり、美廉社の陳列棚を再設計したオフィスマートの商品棚は、1台の設置コストわずか数千元程度。飲料、菓子類、即席麺など60品目を販売する予定だ。

 三商家購は現在、▽シンプルマート▽姉妹スーパー「美廉城超(シンプルシティーマート)」▽格安スーパー「大美折扣超市」▽有機食品「心樸市集」▽アイスクリームショップ「優楽Yole」▽インターネットショップ「GO美廉」──と、計6ブランドを展開。総店舗数は686店に上り、昨年の売上高は前年比7.28%増の119億8,500万元と過去最高を更新した。今年はシンプルマートとシンプルシティーマートを中心に100店舗追加する予定だ。