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液晶パネル、昨年Q4は全社が本業赤字


ニュース 電子 作成日:2019年3月18日_記事番号:T00082490

液晶パネル、昨年Q4は全社が本業赤字

 中小型液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)は15日、昨年第4四半期は純損失12億800万台湾元(約43億7,000万円)を計上したと発表、12四半期ぶりに赤字に転落した。パネル価格の大幅下落と、第6世代工場の完成の遅れによる6億4,400万元の減損処理で、本業が赤字となった。これにより、台湾の液晶パネルメーカーは、全て同期に本業で損失を計上することが確実となった。18日付工商時報などが報じた。

 ハンスターの昨年第4四半期の連結売上高は31億9,000万元で、前期比22%減、前年同期比48%減。営業損失は12億5,400万元だった。

 パネル価格は昨年、中小型パネルで2割以上、テレビ用が2~3割下落。パネルメーカーは、大手の友達光電(AUO)と群創光電(イノラックス)が第4四半期に本業で赤字を計上した他、経営再建中の中華映管(CPT)は第1~3四半期純損失が75億5,700万元で、第4四半期は四半期ベースの赤字がさらに拡大したと見込まれている。