ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ウエアラブル端末出荷拡大、受託メーカーに恩恵【表】


ニュース 電子 作成日:2019年3月18日_記事番号:T00082492

ウエアラブル端末出荷拡大、受託メーカーに恩恵【表】

 市場調査会社、IDCの統計によると、2018年の世界のウエアラブル(装着型)端末出荷台数は1億7,220万台で、前年比27.5%増加した。ウエアラブル端末の出荷台数は今後3年間も毎年10%以上増加する見通しで、受託メーカーの▽広達電脳(クアンタ・コンピューター)▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)▽英業達(インベンテック)──などが恩恵を受けそうだ。17日付工商時報が報じた。

/date/2019/03/18/watch_2.jpg

 18年のブランド別のウエアラブル端末出荷台数は▽アップル、4,620万台(前年比39.5%増)▽小米集団(シャオミ)、2,330万台(44.6%増)▽フィットビット(Fitbit)、1,380万台(10%減)▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)、1,130万台(147.3%増)▽サムスン電子、1,070万台(85.1%増)──。

 クアンタはアップルの腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch(アップルウオッチ)」の最大のサプライヤーで、コンパルは第2サプライヤーだ。証券会社は、コンパルは今年のアップルウオッチの受注が拡大すると予想した。

 インベンテックはアップルのワイヤレスイヤホン「AirPods(エアポッド)」の主要サプライヤーだ。生産能力を増強するため中国の江西省南昌市に新工場を設置しており、今年上半期にも出荷を開始する予定だ。また、インベンテックはフィットビットのスマートウオッチ「Versa」シリーズも受注している。