ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年3月18日_記事番号:T00082495
豊田通商は15日、電気自動車(EV)用モーターメーカーの富田電機(フクタ電機)の一部株式を、子会社の台湾豊田通商を通じて取得したと発表した。出資額は非公開。
富田電機は従来のメーカーと異なり、モーターコア、モーターいずれも手掛けている(豊田通商リリースより)
富田電機は資本金4億台湾元(約14億5,000万円)。自社で金型形成を行い、モーター部品の加工から組み立てまで一貫して行うことができ、コスト面や製造におけるリードタイムの短さが強みだ。開発段階からEVメーカーと協業できる技術・開発力もあり、量産品の製造実績を有している。
豊田通商は、EV市場成長を鑑み、EVの要であるモーターの製造および中核部品であるモーターコアの加工事業に参入すると説明した。特に中国では1月より新エネルギー車(NEV)規制が始まり、NEV生産の加速が見込まれると指摘した。
豊田通商は2017年より、富田電機の製品販売、営業活動を担ってきた。今後、富田電機に最新技術を紹介したり、モーター向け電装品や原材料のサプライチェーン構築に協力し、将来的には中国市場への共同進出を目指す。
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