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茂迪、太陽電池IC設計に参入


ニュース その他製造 作成日:2008年6月19日_記事番号:T00008250

茂迪、太陽電池IC設計に参入

 
 太陽電池最大手の茂迪科技(モーテック・インダストリーズ)は18日までに、太陽電池の発電効率を高めるシステム応用ICを開発する広閎科技(イナジー・テク)に60%を出資していたことを明らかにした。19日付経済日報が伝えた。
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 同社は昨年11月に設立され、資本金は8,000万台湾元(約2億8,000万円)。董事長には茂迪の曽永輝副執行長が就任している。販売面はチップ販売の茂綸(ギャラクシー・ファーイースト)と提携し、サプライチェーンを形成する。茂綸は茂迪科技の創業者鄭福田氏が個人保有する企業。

 広閎は太陽電池のシステム応用ICに参入した初の台湾企業。同ICを採用すると太陽電池の発電効率を少なくとも20%改善することが可能で、茂迪にとっては製品の付加価値を高める相乗効果が期待できる。茂迪による垂直型業務提携はシリコン多結晶メーカーの米AEポリシリコンとの提携に続くものだ。