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記事番号:T00082517
2019年3月19日15:45

 トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車グループは18日、24時間営業の無人レンタカーサービス「iRent」で、新たにレンタルバイク業務を台北市と新北市で開始した。「二輪+四輪」の組み合わせで利用者の細かなニーズに対応することで、レンタカー市場で独占的な地位を狙う。19日付工商時報などが報じた。

/date/2019/03/19/00top_2.jpgレンタルバイクサービスを発表する和雲行動服務の謝総経理(左2)ら。路上駐車枠利用の費用面で、台北市と新北市も協力する(和泰汽車リリースより)

 レンタルバイクは自動車と同様、「iRent」のスマートフォンアプリを通じての利用で、乗り捨ても可能だ。1回当たり最大10時間まで利用できる。6月末までの優待サービス料金は、最初の10分間が10台湾元(約36円)で、その後は1分ごとに1元の追加料金がかかる。

 サービス展開に当たっては、バイク最大手の光陽工業(KYMCO、キムコ)と提携。キムコから充電ソリューション「Ionex(アイオネックス)」採用の電動バイク「Many 110 EV」300台を調達した。年末までに高雄市や台南市をはじめ、台湾全土の主要都市部にサービスを拡大する予定で、キムコからさらに3,000台を調達する。

 和泰グループは、年内に「iRent」レンタルバイク会員10万人以上の獲得を目指す。「iRent」のレンタカー会員数は現在13万人で、総会員数は年内に20万人を超える見通しだ。

無人レンタカー3千台へ

 和泰グループは「iRent」の無人レンタカーサービスでも、年内にサービス提供車両を現在の1,200台から3,000台に拡大する計画だ。トヨタのハイブリッド車「プリウスC(日本名・アクア)」を2年で1,600台導入して保有車両の更新を進める。

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 和泰グループで短期レンタル事業を手掛ける和雲行動服務の謝富来総経理は、「iRent」の四輪シェアリングサービスでの業界首位の地位を生かして、二輪でのサービスを拡大していくと説明した。今後は電動アシスト自転車や電動キックボードなどの乗り捨て型レンタルサービスへの参入も予定しており、四輪と二輪を組み合わせて「ドア・ツー・ドア」の交通レンタルサービスを実現する構えだ。

 和雲行動服務は、今年1月にレンタカー事業を手掛ける和運租車からスピンオフ(分離・独立)した。レンタカー市場の今後の成長を有望視し、和泰グループの短期レンタル市場を強化する構えだ。

【表】

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