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台プラ王永慶氏、越製鉄所のくわ入れ式に出席へ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年6月19日_記事番号:T00008252

台プラ王永慶氏、越製鉄所のくわ入れ式に出席へ

 
 今年91歳を迎えた台塑集団(台湾プラスチックグループ)創業者、王永慶氏は7月5日ベトナムを訪問し、同グループが同国北中部ハティン省で進める一貫製鉄所建設計画のくわ入れ式に自ら出席する。同グループの鉄鋼業進出は王氏の長年の夢であり、今回の訪越も、南亜塑膠工業(南亜プラスチック)、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)など主要4社の幹部や関連企業の友人など総勢50人近くを率い、同グループの訪問団としては過去最大規模となる。19日付経済日報が報じた。

 台プラでは、当初6月末にくわ入れ式を行う予定だったが、ベトナムのグエン・タン・ズン首相の訪米時期と重なったため、7月6日に延期となった。台プラ幹部によると、式典はズン首相が主催し、台プラは招待客という立場になるという。

 同製鉄所の初期投資額は80億米ドルに上り、今年ベトナムにおける海外からの投資のうち約半分を占めるともいわれる。2011年竣工、各種鉄鋼製品の年産量は750万トンで、ベトナムおよび東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国への供給を計画している。