ニュース 電子 作成日:2019年3月19日_記事番号:T00082524
経営再建を目指す中小型液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)は、車載用パネルを生産する第4.5世代工場を5月に稼働停止する予定だ。車載用パネルは第6世代工場で生産するが、一部顧客は中華映管の第6世代工場の認定手続きを行わず、他社に発注先を変更する方針で、群創光電(イノラックス)や瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)などが恩恵を受ける見通しだ。19日付工商時報が報じた。
中華映管の車載用パネルはセンターインフォメーションディスプレイ(CID)向けが中心で、サイズは6.1~10.4インチ。主な顧客は日本の自動車メーカーや、中国の▽恵州市華陽集団▽比亜迪(BYD)▽深圳市航盛電子──などだ。
イノラックスは昨年、車載用パネル大型化への投資を拡大した。今年から車載用パネルの出荷が大幅に増える見込みで、2020年に市場シェア20%、首位を目指している。
ハンスターは、今年も車載用パネルの出荷成長が期待でき、売上高の30%を占めると予想した。
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