ニュース その他製造 作成日:2019年3月19日_記事番号:T00082528
工業用紙大手、栄成紙業は18日、経済部の台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資促進プラン「歓迎台商回台投資行動方案」を利用し、2021年までの3年間で70億台湾元(約250億円)を投じると発表した。製紙工場の生産能力増強、設備更新、生産自動化などを行う。19日付工商時報などが報じた。
同社は、彰化県の二林工場に年産能力20万トンの製紙機械を導入する。年産能力は85万トンへと拡大し、台湾の売上高構成比が大幅に上昇する見通しだ。同社の昨年売上高は前年比12%増の523億1,400万元で、中国が約8割を占めている。
同社はUターン投資について、中国では米中貿易戦争での制裁関税や輸入制限措置により、輸入古紙が供給不足で、中国の古紙価格は上昇し、生産コストが上昇していると指摘した。また、一部顧客の台湾Uターン投資で、台湾の包装材需要が拡大していると説明した。
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