ニュース 電子 作成日:2019年3月20日_記事番号:T00082543
業界観測によると、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)傘下の矽品精密工業(SPIL)は、中国での通信用ロジックICやミックスドシグナルICの封止・検査に参入するため、下半期に試験生産を開始する見通しだ。中国や台湾の半導体メーカーからの受注を狙う。20日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、SPIL子会社の矽品電子(福建)はクリーンルームや機電の工事を進めており、ASEHが先日、矽品電子(福建)の7億6,000万台湾元(約27億5,000万円)の工事契約を発表していた。
業界関係者によると、矽品電子(福建)は通信用ICで、FC-BGA(ボールグリッドアレー)やFC-CSP(チップスケールパッケージ)実装を中心に、従来のワイヤ・ボンディング実装も行い、2.5/3次元(D)実装は行わない計画だ。
中国では、通富微電(TFME)、天水華天科技(TSHT)、江蘇長電科技(JCET)なども関連技術を持っているが、矽品電子(福建)など台湾メーカーは歩留まり率やコスト面で上回っている。
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