ニュース 電子 作成日:2019年3月20日_記事番号:T00082544
メモリーなど半導体テスティング(検査)の欣銓科技(アーデンテック)が2016年に同業の全智科技(ギガ・ソリューション)を買収した際に、インサイダー取引があった疑いが浮上し、士林地方検察署は19日、全智科技の陳栄祥・元監察人ら19人を事情聴取した。中央社などが伝えた。
アーデンテックは16年7月22日、全智科技の株式の最大75%を株式公開買い付け(TOB)で取得すると発表し、25日よりTOBを実施した。アーデンテックは17年に全智科技を完全子会社化した。
検察などによると、陳氏らはアーデンテックがTOBを実施する情報を事前に把握し、TOB発表前に全智科技の株式を購入、発表後に売却して数十万~100万台湾元(1元=約3.6円)の含み益を得たという。
陳氏ら10人は保釈金8万~15万元で保釈された。他9人も帰宅を許された。
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