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インバータエアコン好調、電力料金値上げで省エネ需要に期待


ニュース 家電 作成日:2008年6月19日_記事番号:T00008255

インバータエアコン好調、電力料金値上げで省エネ需要に期待


 物価高で消費者の消費意欲が低下する中、省エネルギー効果の高いインバータエアコンの販売が好調だ。燦坤実業グループ傘下の家電量販店、燦坤3Cは18日、インバータエアコンの年初からの販売台数が前年比40%増となったと発表した。7月から電気料金が値上げされるため、インバータエアコンの需要のさらなる高まりが期待できると19日付工商時報は報じている。

 インバータエアコンは、従来型エアコンと比べて30~40%の省エネ効果が期待できる。エアコン市場全体に占めるインバータエアコンの割合は、昨年の29%から、今年は38%まで上昇している。

 歌林(コリン)では、1~5月のエアコン全体の販売台数は前年比10%減だったものの、インバータエアコンは10%成長したとしている。台湾三洋は、1~5月のインバータエアコンの販売は、昨年は全体の10%だったが、今年は20%に倍増した。大同綜合訊電は、インバータエアコンの全体に占める割合を、昨年の30%から今年は40%まで引き上げたい考えだ。

 一方、従来型のエアコンは、窓に設置するタイプが前年比2ポイント減の32%、吹出口分離タイプは前年比7ポイント減の30%となった。