ニュース 運輸 作成日:2019年3月20日_記事番号:T00082554
新規参入するフルサービスキャリア(FSC)、星宇航空(スターラックス・エアラインズ)は19日、航空機大手エアバスと、長距離路線用の旅客機A350XWB型機17機を購入する契約を締結した。同社は、12月~来年1月にも運航を開始する見通しで、今後10年で保有機体を50機以上に拡大する目標だ。20日付経済日報などが報じた。
張董事長(中)は、エアバスA350型機は巡航速度(燃費が最もいい速度)がボーイング777型機より速いと指摘した(同社リリースより)
エアバスは2021年末よりA350-900型機5機、22年第3四半期よりA350-1000型機12機の引き渡しを開始し、24年に完了する予定だ。市場では、スターラックス航空の購入額は約60億米ドルに上り、台湾の航空会社とエアバスの1回の契約では過去最高額とみられている。
張国煒董事長は、A350型機は機体に複合素材を多く使用しており、腐食に強いので湿度が高い台湾に適している他、軽くて燃料が節約できると説明した。また、今年10月よりリース予定のナローボディー機、A321neo型機10機と同じくエアバス機のため、パイロットの訓練費を節約できると指摘した。
同社はエアバスとの契約で、残り10機の購入選択権がある。張董事長は、中距離路線でA330ceo型機や次世代機のA330neo型機5~6機を検討していると語った。同社は全機体がエアバス機になるもようだ。
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