ニュース 政治 作成日:2019年3月20日_記事番号:T00082559
総統選挙への擁立候補を選ぶ民進党の予備選に頼清徳前行政院長が出馬を決め、蔡英文総統と一騎打ちを演じる構図となったことに関連し、蘋果日報は19日、民進党の立法委員68人に電話で支持意向を聞いた。その結果、36人が蔡氏を支持すると答えた。20日付同紙が伝えた。
蔡総統は20日総統府で、プロ野球のラミゴモンキーズと会見。「二連覇の経験を見習いたい」と再選への意欲を強調した(20日=中央社)
これに対し、頼氏を支持すると答えた立法委員はおらず、12人が党内のシステムを尊重すると答え、4人がコメントを避けた。
頼氏と同じ派閥の新潮流系に属する陳菊・総統府秘書長もフェイスブック(FB)で「蔡氏は民進党が最も低迷した時期に皆を谷底から這(は)い上がらせ、台湾人の民進党に対する信頼感を取り戻し、党を再起させた」とし、蔡氏再選を支持する立場を表明した。
頼氏は同日、党員や公職者に対し、一方の候補を支持することなく、直接民意を問うよう呼び掛けた。頼氏は現時点で、蔡氏再選に批判的な彭明敏・総統府元顧問、李遠哲・中央研究院元院長らの支持を取り付けているが、党内で逆風に直面している感は否めない。
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