ニュース 政治 作成日:2019年3月20日_記事番号:T00082560
総統選候補者を選ぶ民進党予備選への出馬を表明した頼清徳前行政院長は19日午後、李登輝元総統を表敬訪問した。李元総統は「民進党を支持する全ての人を感動させ、民進党に台湾を導かせなければならない」と激励した。20日付蘋果日報が伝えた。
「どのような地位にいようが人民を愛せよ」と李元総統(左)から激励を受ける頼氏(右)(19日=中央社)
これに先立ち、頼氏は台南市で取材に応じ、「模範となる君子の争いを戦い、民進党の変化を皆に見てもらいたい。そうすることで台湾人を感動させられると信じている。皆さんには自分と蔡英文総統を信頼してもらいたい」などと発言した。
しかし、蔡総統が再選を目指して総統選に出馬することが既定路線となっていたところに、突然出馬表明した頼氏は当然逆風にさらされている。頼氏は自らが所属する新潮流系からもそっぽを向かれ、孤立感を深めている様相だ。党内からは「席に着いてよく話し合うべきだ」(鄭文燦桃園市長)といった意見も出ている。今後は頼氏が出馬意向を堅持できるかどうかが注目点となりそうだ。
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