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作成日：2008年6月19日_記事番号：T00008257
日電貿、アルミコンデンサを７月値上げ
日電貿は、代理販売を行っている日本ケミコンのアルミコンデンサの全製品の価格を、来月１日から３～10％値上げする。19日付蘋果日報が伝えた。
値上げは、アルミコンデンサのコストの60％を占めるアルミインゴットの価格が、2006年１月の１トン約2,400米ドルから、現在約3,000ドルまで値上がりし、日本ケミコンから価格引き上げの通達を受けたため。
日電貿は今年１～５月、売上高が昨年同期比2.64％減となったが、８～９月以降はノートブック型パソコンやマザーボードがハイシーズンに入るため、ソリッドコンデンサおよびアルミコンデンサの需要も高まると予測している。また、新製品のデジタルカメラや携帯電話向けインダクタの受注も安定しており、売上高回復への貢献が期待されている。
