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ヤマハ発動機、TOYOに10%出資へ


ニュース 機械 作成日:2019年3月21日_記事番号:T00082575

ヤマハ発動機、TOYOに10%出資へ

 ヤマハ発動機は20日、単軸アクチュエーターなどを主力とする産業機器メーカー、東佑達自動化科技(TOYO)に出資すると発表した。3月末までにTOYOが発行する新株を取得する予定で、出資額は9億円余り、出資比率10%となる。

 ヤマハ発動機の出資の目的は、TOYOから低価格、高品質な製品を安定的に調達し、産業用ロボット事業の競争力を強化することだ。

 ヤマハ発動機が5月7日に発売するモーターレス単軸アクチュエーター「ロボニティシリーズ」のうち、TOYOがベーシックモデルを供給する。ヤマハ発動機は、ベーシックモデルとアドバンストモデルを合わせて初年6,000台の販売を目指す。

 ヤマハ発動機はワイズニュースの取材に対し、TOYOは産業機器メーカーの中でも品質とコストが優れており、ヤマハ発動機の仕様、性能の要求に応えられる技術力があると説明した。また、スマートフォン需要や工場の自動化で機械設備産業が成長する中、TOYOの業績は業界平均を上回る成長を見せており、経営手腕があると評価した。