ニュース その他製造 作成日:2019年3月21日_記事番号:T00082576
大同(Tatung)集団傘下の太陽電池用シリコンウエハー最大手、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)が、早ければ4月末~5月初めに上場を廃止する。同社が20日発表した昨年純損益は70億9,000万台湾元(約254億円)の赤字だった。台湾の太陽電池関連メーカーが、財務悪化により上場を廃止する初のケースとなる。21日付経済日報が報じた。
太陽電池業界は市況の悪化で厳しい状況に立たされており、緑能科技の19日株価の終値は約4元と、2008年の世界金融危機前のピークだった283元から大幅に下落していた。
大同集団は傘下の中小型液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)も財務悪化を受けて経営再建を進めており、グループの業績への影響が懸念されている。
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