ニュース 建設 作成日:2019年3月21日_記事番号:T00082581
台北市信義区にある台北世界貿易センター国際貿易ビルは20日、3月1日より新規契約時のオフィス賃料を引き上げると発表した。上げ幅は10%以上だ。21日付工商時報が報じた。
国際貿易ビルの張所鵬執行副総経理は、2~13階は1坪当たり3,300台湾元(約1万2,000円)、14~23階は3,500元、24~32階は3,700元と説明した。従来は3,000元から。
張執行副総経理は、国際貿易ビルはA級オフィスで、4年前に入居率が99.5%に達した後、満室が続いていると説明した。信義計画区のオフィス需要は供給を大幅に上回っており、相場を考慮して値上げを決めた。
不動産コンサルティング会社、戴徳梁行は、共用部分を除いた面積で計算した1坪当たり賃料は、国際貿易ビルが4,583元で、信義計画区で最も高い台北南山広場の最高7,000元以上と比べると安いと指摘した。
戴徳梁行によると、信義計画区のオフィスの面積は30万坪で、空室は8,000坪しかない。完成したばかりの台北南山広場は空室率が12%、台北101は5%で、他の物件は300~500坪ほどしかない。
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