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マイクロン減産、メモリー市況改善に期待感【表】


ニュース 電子 作成日:2019年3月22日_記事番号:T00082594

マイクロン減産、メモリー市況改善に期待感【表】

 米メモリー大手、マイクロン・テクノロジーは21日、需要鈍化で値下げ圧力が続いているため、5%の減産を実施すると明らかにした。市場では、メモリー市況の改善に貢献するとの見方が広がっている。22日付経済日報が報じた。

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 メモリー市場は川下の需要鈍化を受け、第1四半期のDRAM価格が30%下落と、2016年以来で最大の下落幅となった。第2四半期も15%下落すると予想されている。NAND型フラッシュメモリーの価格も第3四半期に約10%下落する見通しで、サムスン電子、マイクロン、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)などへの打撃が懸念されている。

 マイクロンは同日、今年の設備投資額を90億米ドルへと5億米ドル引き下げると明らかにした。南亜科技も1月に、今年の設備投資額は約100億台湾元(約360億円)へと前年比5割減少するとの見通しを示した。