ニュース 電子 作成日:2019年3月22日_記事番号:T00082597
鴻海精密工業は21日、子会社が保有していた阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)の一部株式を3億9,840万米ドルで売却したと発表した。売却益は1億6,918万米ドル。22日付蘋果日報などが報じた。
鴻海子会社の富士康創投控股(フォックスコン・ベンチャーズ)が1株181.1米ドルで220万株を売却した。現在の保有株式は259万8,465株で、持ち株比率は0.1%。
台新証券投資顧問の黄文清副総経理は、これまでの経緯からすると、アリババ株の売却は単なる投資行動と指摘した。
鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長とアリババの馬雲(ジャック・マー)会長がプライベートで交流がある他、両社は人工知能(AI)サーバー設計で協力するなど緊密な関係がある。鴻海傘下の産業モノのインターネット(IoT)事業子会社、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)の昨年6月の上海証券取引所での新規株式公開(IPO)でも、アリババは投資した。
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