ニュース 機械 作成日:2019年3月22日_記事番号:T00082602
統計によると、2018年の工作機械輸入額のうち、中国からの輸入が1億5,400万米ドルと前年比80%増え、日本からの輸入に次いで2番目に多かった。一方、台湾からの工作機械の輸出額は、米国向けが4億7,200万米ドルで前年比28%増え、全体の13%を占めた。22日付経済日報が報じた。
沈経済部長(左4)は21日、TAMI会員代表大会で「米中貿易戦争の台湾への影響」をテーマに講演した(21日=中央社)
工作機械の業界団体、台湾機器工業同業公会(TAMI)は、米中貿易戦争の制裁関税を逃れるために、中国の工作機械を台湾経由で米国に販売しているメーカーがあるのではないかと指摘した。
経済部の沈栄津部長は、米国の対中制裁関税品目の台湾への輸入に対し、監視を強化すると表明した。米国が通商法301条に基づき制裁関税を課している中国製品は、工作機械、自転車や、鉄鋼製品、太陽電池、太陽電池モジュールなど。
なお、工作機械の18年輸入額は9億6,000万米ドルで前年比15.5%増加した。日本からの輸入額は4億1,000万米ドルで0.4%減少した。
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