ニュース 金融 作成日:2019年3月22日_記事番号:T00082608
生命保険大手、南山人寿保険は21日、12億2,500万~15億3,125万株の普通株発行による245億台湾元(約880億円)の現金増資を董事会で決定したと発表した。財務構造の強化とリスクベース自己資本比率(RBC)の引き上げが目的だ。発行される新株の90%を既存株主が取得、10%を従業員が取得する。22日付経済日報が報じた。
南山人寿の昨年第3四半期末時点のRBCは272%で、同年第1~第3四半期のRBCが300%を下回った生保3社の1社となった。他の2社は新光人寿保険(268%)と三商美邦人寿保険(マーキュリーズ・ライフ・インシュアランス、217%)。ただ、南山人寿のRBCは昨年末時点で監督機関が要求する最低ラインの200%を上回った。
なお、中国人寿保険(チャイナ・ライフ・インシュアランス)も同日、4億5,000万株の普通株発行による112億5,000万元の現金増資を実施すると発表した。事業の拡大に応じた資本構造の強化、RBCの引き上げが目的だ。
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