ニュース 政治 作成日:2019年3月22日_記事番号:T00082614
蔡英文総統は21日、太平洋の友好国であるパラオ、ナウル、マーシャル諸島を歴訪するため、桃園国際空港を出発した。米ニューヨーク・タイムズは、支援・投資を通じて同3カ国への影響力を強める中国に対抗することが訪問の狙いと指摘した。22日付中国時報が報じた。
空港では、中華民国とパラオの国旗を描いたちょうちんを手にした学生たちから歓迎を受けた(21日=中央社)
総統府の黄思諺報道官は同日、年内に3カ国に8トン級巡視船を1隻ずつ寄贈すると明らかにした。建造費は1隻当たり600万台湾元(約2,200万円)。
台湾は太平洋の友好国と海上警備での連携協定締結を進めており、締結国に8トン級巡視船を寄贈して海上警備力の強化を支援する。マーシャル諸島とは昨年7月に協定を締結しており、蔡総統の今回の歴訪中にパラオ、ナウルとも締結する予定だ。
蔡総統は21日夜にパラオに到着し、空港でオイロー副大統領らの歓待を受けた後、滞在先のホテルでレメンゲサウ大統領に迎えられた。蔡総統はパラオでレメンゲサウ大統領との会談、国民議会訪問、海難救助訓練の見学などを予定している。
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