ニュース 電子 作成日:2019年3月25日_記事番号:T00082627
上海証券取引所は22日、「中国版ナスダック」と呼ばれるハイテク業界のスタートアップ企業向け証券市場「科創板」創設に向け、9社から上場申請を受理したと発表し、その中にファウンドリー大手、聯華電子(UMC)の中国子会社、和艦芯片製造(HJTC、江蘇省蘇州市)が含まれた。23日付工商時報が報じた。
中国の業界関係者によると、「科創板」は今年10月に最初の上場企業が決定する見通しで、台湾資本の和艦芯片も可能性がある。
上場目論見書によると、和艦芯片は2018年に純損失26億200万人民元(約426億円)など損失計上が続いている。今回申請が受理された9社で唯一の赤字企業だ。一方、上場による資金調達予定は25億人民元と、9社で最高だ。
UMCは昨年8月の臨時株主総会で、和艦芯片の上海証券取引所でのA株上場計画を承認していた。このため、「科創板」上場申請は意外と受け止められている。
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