ニュース 機械 作成日:2019年3月25日_記事番号:T00082632
日立製作所は22日、台湾のエレベーター最大手、永大機電工業に対する株式公開買い付け(TOB)で、株式の買い付け価格を当初の1株60台湾元(約210円)から65元に引き上げることを決定したと発表した。
陳独立董事は25日、それでも買い付け価格は低過ぎるとの見方を示した(25日=中央社)
同社は「永大機電株主により魅力的な株式の売却機会を提供することで、TOBに多くの応募を促し、TOBの目的をより迅速かつ円滑に達成するため」と説明した。
22日付経済日報は「買い付け価格の引き上げは、買い付けが当初の思惑通りに進んでいないことを示している」との市場関係者の分析を伝えた。
永大機電をめぐっては、現経営陣に対抗する陳世洋独立董事(社外取締役)率いる勢力が日立によるTOBに反対し、4月18日に予定している臨時株主総会で役員改選を通じ、経営権獲得を目指している。
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