ニュース 石油・化学 作成日:2019年3月25日_記事番号:T00082635
金融持ち株会社、中華開発金融控股(開発金、CDF)の関連会社、優沛国際は22日、化学品メーカーの福盈科技化学(ジンテックス)に対し株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。期間は3月25日~5月13日。最大18億6,600万台湾元(約67億円)を投じ、完全子会社化を目指す。23日付経済日報などが報じた。
福盈科技は紡織、皮革、電子製品など特殊用途化学品メーカーで、年間売上高は約20億元。買い付け価格は1株27.5元で、前日の終値に基づくプレミアムは10%。
優沛国際の呉忠懌董事は、福盈科技は創業40年で、後継者、人材、製品ライフサイクル、資金など従来型産業の中小メーカーに多い問題に直面しており、買収に合意したと説明した。
優沛国際は、開発金傘下の中華開発資本(CDIBキャピタル・グループ)が募集する投資ファンド、亜洲基金(アジアファンド)と、福盈科技創業者一族で董事の荘詩蘋氏(副董事長)と翁聡哲氏が、福盈科技買収のために設立した投資会社。
TOB成立後、福盈科技の持ち株比率は、亜洲基金が86.5%、福盈科技の董事2人が計13.5%となる予定だ。
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