ニュース その他製造 作成日:2019年3月25日_記事番号:T00082637
台湾アパレル業界でスマート衣料への参入が相次いでいる。現在は開発段階だが、2年以内の量産を目指す企業が多い。25日付経済日報が伝えた。
儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)は2010年の段階でスマート衣料の研究開発(R&D)グループを設け、最近2年は工業技術研究院(工研院、ITRI)、林口長庚紀念医院と技術提携し、患者の夜間の呼吸や心拍数を測ることができるガウンの開発を進めている。ただ、まだ実験段階を出てはいない。
聚陽実業(マカロット・インダストリアル)はスポーツ、介護の分野でスマート衣料の開発を進めており、これまで金宝電子工業(キンポ・エレクトロニクス)などと提携してきた。周理平董事長は「事業化までにはまだ1~2年を要する」と説明した。
広越企業(QVE)と紡織産業綜合研究所(紡綜所、TTRI)、福懋興業(フォルモサ・タフタ)は、開発に成功した温度調節ダウンジャケットの小規模な受注を開始した。現在さらに客先と価格交渉を進めている。大規模受注は来年以降となりそうだ。
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