ニュース 運輸 作成日:2019年3月25日_記事番号:T00082640
フェリー運航会社の百麗航運(ペスカドレス)は22日、布袋(嘉義県)~馬公(澎湖県)に就航した。世界最速をうたう高速フェリー「雲豹(リクラウ)」で運航し、所要時間は約2時間。23日付経済日報が報じた。
世界最速をうたう高速フェリー「雲豹」。建造費は5億元だ(22日=中央社)
雲豹は、旅客定員552人で、ビジネスキャビン24室と、VIPルーム2室を備える。運賃は往復で1,200台湾元(約4,300円)、ビジネスキャビン利用の場合は1,400元。試験営業期間の4月2日までは往復600元、ビジネス800元、VIPルーム1,000元となる。
百麗航運は、慧洋海運(ウィズダム・マリン・ラインズ)の藍俊昇董事長と、台湾土地開発(台開、TLDC)傘下の旅行会社、台湾風獅旅行社(タイワン・ウインド・ライオン・トラベル)の合弁会社。藍董事長は、雲豹は既に多くの予約が入っており、今後は社員旅行や卒業旅行、海上での結婚式などでの利用も可能だと語った。
百麗航運は今後、雲豹と同型のフェリー「藍鵲(ブルーマグパイ)」で蘇澳(宜蘭県)~花蓮に就航する予定だ。続いて3隻目を購入し、台中や高雄と馬公を結ぶ路線も検討している。
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