ニュース 電子 作成日:2019年3月26日_記事番号:T00082649
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の先進パッケージング(封止)技術に詳しい人物によると、同社が2020年に量産を計画するSoIC(System on Integrated Chips)技術は、半導体の3次元集積化(3DIC)の未来を切り開くものとなると認識されている。26日付電子時報が報じた。
この人物は、TSMCのSoIC技術は、同社のウエハーレベルパッケージ技術、「CoWoS(チップ・オン・ウエハー・オン・サブストレート)」および「InFO(集積ファンアウト)」の前段技術で、「ムーアの法則」(半導体の集積密度は18~24カ月で倍増する)が物理的な限界が近づいているとされる問題の打開策になると指摘した。
なおTSMCの劉徳音(マーク・リュウ)董事長も先ごろ、半導体のヘテロ接合については先進的な3Dパッケージング技術が必須となり、同社の先進封止事業による売上高は今年、30億米ドルに達するとの見通しを示した。
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