ニュース 電子 作成日:2019年3月26日_記事番号:T00082650
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の半導体設備メーカー、京鼎精密科技(フォックスセミコン・インテグレーテッド・テクノロジー、fiti)は先週18日、中国・南京市で半導体設備工場建設に着工した。第1期工場が来年9月に完成する予定だ。3~5年で半導体設備のスマート製造バリューチェーン構築を目指す。中央社電が25日伝えた。
京鼎の黄啓智策略長は、南京工場では、部品メーカーと協力して一貫サービスを提供したいと述べた。鴻海は半導体事業を担う「S次集団」を設け、半導体の自製化も見据えている。
S次集団の劉揚偉総経理が京鼎董事長を兼任していることについて黄策略長は、京鼎の経営に有利で、京鼎はウエハー搬送、汚染防止、テスティング(検査)などで鴻海グループにも貢献できると説明した。
ただ、米中貿易戦争の影響で半導体メーカーは調達に慎重で、黄策略長は、今年の売上高は減少するとの見通しを示した。コスト管理などで、利益は前年並みを目指す。
京鼎は苗栗県竹南の本部の他、中国の上海市松江、江蘇省昆山市に工場がある。
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