ニュース 電子 作成日:2019年3月26日_記事番号:T00082651
発光ダイオード(LED)の新世紀光電(ジェネシス・フォトニクス)は、中国メーカーとの競争の激しい汎用(はんよう)型市場から昨年第4四半期に撤退しており、今後は車載用、装着型(ウエアラブル)端末向け、舞台照明用などニッチ市場に注力する方針だ。車載用は売上高比率で15~20%への拡大を目指す。26日付電子時報が報じた。
同社は、既に車内用照明で日本の自動車メーカー向けに供給しており、毎年の成長率は5割近くに達している。今後、欧米の自動車メーカーのフロントライト向け参入を目指し、デー(昼間)ライトは早くて今年下半期、ヘッドライトは2020~21年ごろの出荷を目指す。
新世紀光電は財務構造改善のため、77.25%の大幅減資を行う。減資後の資本金は7億台湾元(約25億円)。陳政権同社総経理は、製品構成の改善、設備耐用年数の一部先延ばしによる減価償却費削減で、損失圧縮を図ると説明した。台湾で工場の統合・整理や人員削減も行う。
18年連結売上高は前年比26.4%減の9億200万元だった。純損益はマイナス3億1,900万元で、4年連続の赤字だった。
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