ニュース 電子 作成日:2019年3月26日_記事番号:T00082652
ヒンジメーカーの兆利科技工業(JARLLYTEC)は、折り畳み(フォルダブル)式スマートフォン向け製品の量産を来年開始すると明らかにした。当初は中国メーカーとの提携が中心になるという。26日付工商時報が報じた。
兆利は、内側に折り曲げられるスマホと、外側に折り曲げられるスマホ向け特許を複数取得し、製品開発が完了したと説明した。折り畳み式スマホ向けのヒンジは金属粉末射出成型法(MIM)によって生産するため、MIM生産能力を増強するという。
兆利の研究開発(R&D)部門の幹部は、折り畳み式スマホ向けのヒンジは10万~20万回の折り畳みに耐えられる必要があり、必要な部品数も50個以上とノートパソコン向けヒンジの10~20個を大きく上回ると説明。高度な技術でありノウハウをさらに蓄積する必要があるため、価格はノートPC向けヒンジの10~20倍に達すると予想した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722