ニュース その他製造 作成日:2019年3月26日_記事番号:T00082658
工業用紙大手、正隆(CLC)は25日の董事会で、高雄市燕巣区の紙器工場の隣接地への新工場設置を決定した。2022年完成予定で、投資額は20億8,000万台湾元(約74億円)。26日付工商時報が報じた。
正隆は、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資や経済成長を好感しており、高雄の紙器工場は生産能力が足りていないため、新工場設置を決めたと説明した。新工場設置のため、既存工場に隣接する用地10ヘクタール(ha)を台湾糖業(台糖)から50年借り受ける。段ボール製造のコルゲーターや印刷機などを搬入する予定だ。
正隆は同日の董事会で、東南アジアの持ち株子会社、正隆北江への1,000万米ドルの増資を決定した。ベトナム北部での工場用地購入に充てる。鴻海やサムスン電子など大手メーカーがベトナム北部に相次いで工場を設置しており、紙器の需要拡大を見込む。
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