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シンモサ、瑞安大薬廠を子会社化


ニュース 医薬 作成日:2019年3月26日_記事番号:T00082659

シンモサ、瑞安大薬廠を子会社化

 製薬会社の健喬信元医薬生技(シンモサ・バイオファーマ)は25日、同業の瑞安大薬廠の株式67.73%を1億9,000万台湾元(約6億8,000万円)で取得すると発表した。26日付経済日報が伝えた。

 シンモサによるM&A(合併・買収)案件は11件目で、同社は「相互の商品構成と生産能力の補完で総合効果を高めることができる」と説明した。

 瑞安大薬廠は1988年に設立されたジェネリック医薬品(後発医薬品)メーカーで、医薬品の販売認可150件を保有している。生産品目は皮膚科用、消化器用、中枢神経用の医薬品や抗生物質、整形外科用医療機材などだ。これまでは生宝集団の創業者、章修綱氏の一族が大株主だったが、業績不振から株式を放出した。

 シンモサは今回の買収で、整形外科用医療機材事業の拡大も見込む。自社の整形外科用医薬品との相乗効果で中華圏での販売を強化する。