ニュース 電子 作成日:2019年3月28日_記事番号:T00082699
半導体の知的財産(IP)大手、英ARMは、IC設計の聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)が、台湾積体電路製造(TSMC)の22ナノメートル超低消費電力(ULP)技術プラットフォームを採用したARMの物理IP「Artisan」により、4Kテレビ用SoC(システム・オン・チップ)をテープアウト(設計完了)したと明らかにした。ノバテックは下半期に海外の複数の大手メーカー向けに同SoCの量産、出荷を開始する予定だ。28日付工商時報が報じた。
ノバテックは、2020年の東京五輪に向けて4Kテレビの需要が拡大すると見込み、同SoCで市場シェア拡大を図る。
ノバテックは今年もスマートフォン向けのTDDI(タッチコントローラーとディスプレイドライバの統合)ICと、大型ディスプレイドライバICの出荷好調が続いている。同社は昨年、4Kテレビ用ドライバIC、テレビ用SoC、TDDIの出荷拡大により、連結売上高が548億3,400万台湾元(約1,960億円)と前年比16.5%増加し、過去最高を記録した。粗利益率は31%に上昇、純利益は63億9,100万元で27.2%増だった。
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