ニュース 電子 作成日:2019年3月28日_記事番号:T00082700
NAND型フラッシュメモリーコントローラーIC大手、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)の潘健成董事長は27日、NAND型フラッシュメモリー価格は今週が底との見方を示した。同社は6~7月の欠品を回避するため、3~4月に在庫水準を昨年の2倍の約150億台湾元(約540億円)まで積み増す予定だ。28日付工商時報が報じた。
潘董事長は、今年はNAND型フラッシュメモリーが安値圏にあることで、パソコン搭載などソリッドステートドライブ(SSD)の容量積み増しが期待されると指摘。NAND型フラッシュコントローラーICも共に成長し、前年比60%増もあり得ると語った。
潘董事長はまた、昨年はNAND型フラッシュメモリーが7割下落し、同社はNAND型フラッシュメモリーコントローラーICやモジュールの出荷量が増えたと指摘した。今後はNAND型フラッシュメモリー価格の上昇に伴いモジュール価格が上昇し、同社の利益に貢献すると予測した。
NAND型フラッシュメモリー価格は、昨年上半期に弱含み、第4四半期には最終製品需要の減退で急落した。市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は、今年第1四半期の価格は2割下落、第2四半期は下落幅が収束すると予測した。
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